脳機能を逆手に取って夫婦円満!お土産コミュニケーションとは

こんにちは😊

「夫も妻もハッピーな関係創り」のコンシェルジュ Resacoです。


夫婦の会話って、言葉だけで行っているわけではありませんよね。


例えば、誕生日やクリスマス、お歳暮などで物を送り合うということも【あなたのことを思っているよ】という気持ちを表す一つの方法です。


イベントの時にはちゃんと「相手の喜ぶものを渡しているよ」というあなたや、「相手がいらないって言うし・・」!という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、物を介して相手とコミュニケーションをとることで、脳の機能を逆手に取り、日常で相手との気持ちを確かめ合う「気持ちの伝え方・受け取り方」ができるんです。


今回はそれを通して、自分も、相手もハッピーな関係を築き、”二人らしい”夫婦関係を築ける考え方を学んでいきましょう。


それでは、私たち夫婦の実際の会話でどのようなことかを見ていきましょう。

先日、夫が出張の際の夫婦の会話

Resaco

〇〇に出張に行くなら、帰りにxxのお餅を買ってきてほしいな

当日は時間的にお店が開いてないから無理だよ!

Resaco

そこをなんとか!なんとかしてほしいなぁ

仕事の出張なので、スケジュールの無理はお願いできませんよね。

分かっています。

でも、そこはアサーションをトレーニングしてきている二人です。

私の希望は伝えるだけ伝えておきました。

お願い



すると、なんと!!!

お土産にリクエストしたものを買ってきてくれました。

どうにかする方法を思案して、前日に買っておいてくれたそうです。

嬉しかったのは確かです❤

が、惚気たいわけではありませんので、話を進めますね。

それから・・後日の夫婦の会話

それからしばらくして後日の夫婦の会話です。

出張に行くなら、久しぶりに〇〇が食べたい!空港に売ってるみたいだから買ってきて

Resaco

生ものだから面倒くさいけど・・(この前、頑張って買ってきてくれたし)まあ、、いっか・・

そういうわけで、私は保安検査場の通過時間制限まであと5分!という過去イチ時間のない中でしたが、ダッシュで買いに行き、ダッシュで検査場へ・・

無事にお土産を買って帰ることができました。

お土産のために奔走する理由は脳の働きを逆手に取るから?!

さて、いよいよ本題です。

私たちは結婚してもう10年を超えています。

特にお土産1つで相手への信頼感が変わったり、関係性が損なわれるわけでもありません。

お土産を買えなかったとしても、「そっか~、じゃあ、また今度お願いね」で終わります。

では、なぜ夫・妻へのお土産のために奔走するのでしょうか💦

悩む




私自身もよく考えてみました。

最初は、会話ではなくて、物でコミュニケーションをとっているんだ、と思いましたが・・・


それだけではなかったんです!!!

知識を総動員して分かった、もっと深い理由とは・・・

脳の機能を逆手にとっているから!!

ということなんです。


脳の機能を逆手に取るとは??

どういうことかを見ていきましょう。

夫婦の間でやっていたこととは

私たち夫婦の間でしていたことは、お土産を頼む・買ってくることです。

それは、もう少し一般化すると

「自分の願いを伝え・叶えてもらう(叶えてあげる)」ということを意味しています。


そんなこと?!


当たり前でしょ?!

と思われますかもしれませんが、これをすることは、とても重要なことなのです。


お土産を買ってくることによって私たち夫婦が得ていたものは、単にお土産ではなく、


日常で相手の気持ちを明確に受け取りあうという”コミュニケーション”

なのです。

お土産コミュニケーションとは、

”相手を思っている”と分かりやすく伝え合うこと

では、ここからは詳しく、夫も妻も幸せな関係を創るためにこの行為が必要な理由を書いていきます。

日常の行動は、”当たり前”フィルターで見えなくなってしまう

一緒に過ごしている以上、夫婦は日常の中で、相手にしてあげていること・してくれていることはたくさんあります。

でも、毎日のことになると、それが”当たり前”というフィルターにかかり、見えづらくなってしまう現象がおきてしまうのです。

それは、すべてのことを意識していたら処理がしきれないために、いつもと同じことには意識を向けなくなるという脳の機能があるからなのです。

ハートのつながり

相手がしてくれていることに気づかなくなってしまう理由

私たちの目の前で起こった出来事には、平均すると約1100万bps程度の情報量があるといいます。

ですが、これだけの情報量を私たちの脳は処理をすることができません。

そのため、フロー研究で有名な心理学者のチクセント=ミハイによると、脳は約126bps程度の情報量まで落として処理をしているといいます。

126bpsとは、1秒間に126bitということで、約7~8文字程度の情報量です。


つまり、外部には多くの情報量があるものの、私たちの内部ではほとんどをそぎ落として受け入れているというわけです。

イメージをしてみましょう。

カフェのテラス



例えば、友人とレストランで話している時のことです。

実際の情報量は・・

そのレストランの内観、窓から見える外を走る車・歩く人、視界に入る人の顔、態度、話し声、人の足音、お皿を運ぶ音、テーブルにのっている料理の魚へのソースのかかり具合や繊細な色、スープカップの取っ手の向き、レストラン全体で感じられるにおい、目の前の魚料理のにおい、スープのにおい、目の前にいる友人の顔、料理の味、などなど

まだまだ書ききれないほどにあります。

これらの情報を、あなたの脳は全て理解したり処理しているでしょうか?


このように、私たちの脳は、とてもではないけれど現実のすべてを意識し、インプットすることはできない、ということです。

意識的に相手がしてくれていることに目を向けることの必要性

見てきたように、私たちの脳は信頼しきれないないものなのです。

だから日常のことも意識的に”意識”を向けないと、本当は起こっているはずの出来事も見えなくなってしまうんですよね。


だからこそ、もし、

  • 最近、夫や妻に感謝の気持ちを持ちにくい
  • 何もしてもらえていないような気がする

と思ったら、敢えて簡単なお願いをしてみるのです。


すると、脳はそれを意識し始めるので、相手がしてくれていることを126bpsの中に取り込みはじめます。

パートナーと意識的な会話とコミュニケーションをもとう



ということで、脳の機能を理解して逆手に取ることで、仕事帰りにお土産を頼んでみるなど、日常の中だけど少しだけ日常ではないことを相手にお願いしてみるのもいいかもしれませんね。

(いつも頼んでいるのにしてくれない!という日常ど真ん中の頼み事は脇に置いておき・・)

相手のしてくれていることに目を向けるのが難しくなった時にはぜひ試してほしいコミュニケーションです。

「夫も妻もハッピーな関係創り」ができるようになるための考え方・方法について発信していますので、ほかの記事も参考にしてくださいね。

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